題名:外国人へのふるまい

名前:海堀 梓さん

国名:オーストリア

   五月五日、私はオーストリアに来ました。この国でこんな人達に出会いました。市場とかに行くと値段などをダマス人、けげんそうな目でじろじろ見る人。でもそういう人達ばかりではありません。いい人もたくさんいました。例えば道で私は、全く知らない人に出会いました。すると相手は、まるで友人にでも言うように「グリュスゴット」と明るくあいさつをしてくれました。私は慌てて「グリュスゴット」とあいさつを返しました。私は日本であまりこういう体験をしないのでびっくりしました。これだけではありません。こちらの電車は自動ではなく手動で、私は最初開けるのに苦労していたのです。それである日、開けることができなくて困っていた時、少し遠くの席にいた男の人が、わざわざこっちに来てドアを開けてくれました。私はその男の人のやさしさに感動しながらお礼を言って電車を出ました。私を助けても別に得するわけでもないのにわざわざ助けてくれたのです。私はこの体験で『オーストリア人っていいな』と思いました。
   さて、私は日本にいた時、もちろん外国人に何度も会っています。私のその時の反応はどうだったでしょうか。反省してみようと思います。
   私は外国人を見ると『めずらしいな』とか『あの子かわいい』と思って、じっと見た覚えがあります。でも、出会っても知らんぷり。あいさつなんかした覚えはありません。また、私は、困っている外国人に出会ったことはないけど、そういう人を見たら助けてあげたでしょうか。
   でも私はもう、日本に帰ったらそんな反応はしないでしょう。なぜなら、私はこの国で、たくさんの人と出会い、“かみや目の色がちがっても同じ人間として平等にふるまうことが大切 ということを教えていただいたからです。
   私はこの国に来て、本当によかったと思います。





題名:大すきなオランダ

名前:長谷川 雅さん

国名:オランダ

   ぼくは四さいの時、オランダにきて、ようちえんに入りました。クラスには、日本人はぼくだけでした。
   「どんな先生かな。お友だちはできるかな」
   と、思いました。オランダ語もぜんぜんわからなくて、先生が言っていることもわからなかったので、みんなのまねをしていました。
   クリスマスの時、ぼくがシントニコラウスのけらいの絵をかいて
   「これ、ズバルトピットだよ」
   と言うと、みんなが、
   「まさるがオランダ語をはなした!」
   と、うれしそうに言いました。
   それからお友だちもできて、みんなとすこしずつはなせるようになりました。ようちえんがとても楽しくなりました。
   六さいになって、ぼくは日本人学校にいくことになりました。本当はこのままみんなとオランダの小学校にいきたいなあと思いました。でも日本にかえった時、かん字が読めなかったり、しらないことがたくさんあったらどうしようかなと思いました。どうしてぼくは、オランダ人じゃないんだろう、オランダ人みたいに自てん車にもたくさんのるし、黒いあめもすっぱいにしんも茶色いパンもすきだし、ぼくみたいな顔をした人もオランダにたくさんいるのになと思いました。
   「ぼくも、オランダ人になれないかなあ」
   日本人学校では、日本のことをたくさんならっています。お友だちもできて楽しいです。日本人のお友だちは、はやりのおもちゃをたくさんもっていて、それがどんどんふえます。オランダ人の子ははやりものもすきだけど、ビー玉やブロックとかふつうのおもちゃでずっとあそびます。ぼくは、時どき犬のふんがおちていて、いやだなあと思うけれど、林の中でたんけんごっこをするのがすきです。
   オランダは、風車もあってけしきがきれいだし、どうぶつたちがちかくにいっぱいいて、ぼくはとてもいいところだと思います。


 



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