題名:ドイツにきてつくづく思ったこと

名前:川島 剛さん 11歳

国名:ドイツ

   2年前、飛行機で12時間の旅を終えぼくたちは生まれて初めてドイツの土をふんだ。ぼくは変な気持ちがした。初めて海外で暮らすこと、今度新しく入る日本人学校のこと、これから三年間暮らす家のことなどいろいろなことで頭がいっぱいだった。
 ふとその時、「グーテンターク。」とドイツ人があいさつをした。ぼくは道を聞かれるのかとひやっとした。するとドイツ人はにこにこしながらたくさん話しかけてきた。ぼくは、ドイツ人が知らない人でも明るく声をかけて友達になろうとしているのに驚いた。それに比べて日本人は、あまり見知らぬ人には声をかけないほうがいいと言っている。日本人のいうことは安全に暮らすためだが日本人は人をさけすぎていると思った。
 それから1週間後、オリファーという近所のドイツ人の子が遊びにきた。初めは言葉もわからなくてつまらなかったけれど、指でさしたり紙に絵を書いたりしているうちにいつのまにか友達になっていた。オリファーは言葉の通じないことを気にせず、いつもやさしかった。だが、日本人は言葉が通じないと平気で悪口を言う。とても情けないことだ。
 日本は経済大国というが、経済だけが豊かで心は貧しいのではないだろうかとぼくは思った。簡単にいろんな国から材木を輸入したり、海を汚染したり、いろんな国の古い財産を買いしめたり、自分の国だけが豊かで美しければ良いという自己中心的な考えを持っているようだ。ドイツも同じく経済大国だが、環境問題に関してはとても考えている。プラスチックを集めるゴミ袋が無料だったり、紙かびんの選別はとても厳しい。
  日本は文化の面で、まだドイツに遅れている面がたくさんある。ヨーロッパの文化のレベルまで近づくのはいつのことだろうか。

 



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